みなさん、熱い中お仕事お疲れ様です!
ポスティングのように、夏でも外で動き回る仕事で気をつけなければならないことのひとつに、熱中症対策があります。
お天気の良い日は「太陽に殺されてしまう!」と思いながらポスティングしています。 毎日が軽い熱中症かも・・・対策のポイントは常に頭においときましょう!
ポスティングは、重い荷物を持ちながら長時間動き続けるので、炎天下の中、持久走、ハイキングをしている状況と同じです。しかもお仕事ですので、毎日継続するためには、疲れを残さず、暑さによるダメージを最小限に抑えることが必要です。
この記事では、私たちが10年以上ポスティングを続けてきた中での暑さ対策の基本を紹介します。
しっかり対策をして、夏を元気に乗り切りましょ う!
熱中症にならないために、基本を振り返ってみました。
熱中症の予防
熱中症対策の服装
熱中症対策でまず気をつけておきたいのが服装です。炎天下で歩き回るわけですから、できるだけダメージを少なくするために私たちは次の対策を取っています。
帽子をかぶる
夏に帽子を被らないでポスティングするのは自殺行為です。 絶対に帽子を被ってポスティングしましょう。
肌の露出を少なくする
暑いので、半袖半ズボンなど涼しい格好をしてポスティングに行きたいと思われるかもしれません。 しかし、 地肌に直射日光を受けるため、これは逆効果。 長袖長ズボンを着用して、できるだけ肌の露出を少なくした方が身体がうける負荷は少なくなります。
日焼けは、皮膚の火傷です。日焼けがひどくなると、ポスティングを終えてからも身体に熱がこもっているような感じになってしまいます。
体力を回復させるためにも、できるだけ日焼けは回避しましょう!
身につける衣服の素材は、綿ではなく速乾性のあるポリエステルを
夏場に、綿の服でポスティングをするのはお勧めできません。
- 汗を吸って重くなる
- 熱がこもる
- 汗臭くて不快
などなど、良いことなしです。短時間のポスティングなら我慢できるかもしれませんが、長時間の場合はいくら薄手の服でも熱中症のリスクが高まってしまいます。
ポスティング中は、スポーツをしているんだという意識で速乾性のあるポリエステル製のウェアを選びましょう!
ワークマン
ポスティングが終わった後の疲労の蓄積が全く違いますよ!
ポスティング中の熱中症対策
ポスティングしている時の対策は、とにかくこまめな水分補給です。成人男性の場合、身体の60%が水分でできていると言われています。このうち、わずか5%が失われると脱水症状や熱中症の症状が現れます。
暑いと、体温を下げるために汗をかきます。汗のもとになっているのは、血液中の水分と塩分ですので、失った分を適切に補給しながら動くことが必要です。水分だけではだめですので、スポーツドリンクが基本です。
ポスティング中には冷たい水分を
夏のポスティングでは、感覚的にも冷たい飲み物を飲みたい!思うものですが、熱中症対策としても冷たい飲み物を飲むのが良いようです。
日本スポーツ協会によると、冷たい飲み物=5~15℃が推奨されているようです。
冷たい飲み物を飲むことで、上がった体温を内側から冷やす効果もあります。
のどが渇く前に水分補給
自分の身体から今どれくらい水分が失われてしまっているのか、なかなか私たちは正確に把握することができません。ポスティングしていると、もう少し配ろうという意識が働いて、気づいたときには既に熱中症になっている場合もあります。
「のどが渇いたと感じたら、もう手遅れ!」という危機意識をもって、のどが渇く前に水分補給をすることを原則として心がけましょう。
水分補給のタイミングと量は?
私たちは、ポスティング中の水分補給について、ひとつの基準を次のように考えています。
- 頻度…少なくとも30分に1回
- 分量…1回につき約200ml
一時間のウォーキングで、約400ccの水分が身体から失われると言われています。
また、一度に摂取する水分の適量は200ccです。これは、胃にたまりにくい水分量で、一度に大量の水分補給をしてしまうと胃に負担をかけてしまい、消化不良・倦怠感を引き起こすこともあるためです。
出典:スポーツ時の熱中症 対策と対処法|大塚製薬 (otsuka.co.jp)
ウォー キングをしていて30分で失われる水分量が200ccですから、上の基準は合理的です。まだのどが渇いていると感じていなくても、30分経ったら水分をひと口ふた口含むのを習慣づけておくと良いと思います。
早め早めの水分補給ですね!
30分に1回、200ccくらいの水分を摂ろう!
機会があれば、1時間ポスティングやウォーキングをしてみて、前後で体重が何kg減ったか測ってみるとよいです!
1時間でどれだけ水分が減ったかわかるので、補給する量やタイミングを考えるうえで参考になります。
水分確保は水筒or自販機…それぞれのメリットデメリット
こまめに水分補給をするといっても、ポスティング中は常に移動しているので、持ち歩くのか・飲むときに買うのか迷いますよね…。私たちは、一時期は節約のために大きな水筒を持ち歩いていたこともあるのですが、現在は基本的に自動販売機で飲み物を購入しています。
水筒or自販機…それぞれで感じたメリット/デメリットをまとめてみました。
水筒を持ち歩くメリット/デメリット
水筒のメリットは、何といっても節約です。毎回水分補給の度に自販機で飲み物を買っていたら、夏場はどんどん出費がかさみます。
一方、デメリットは「重い」「荷物になる」ということです。ただでさえ重いチラシを持ち歩いているのに、さらに水筒を…となるとけっこうしんどいなと感じてしまいます。
バイクや自転車などに水筒を積み込める人は良いかもしれませんね!
節約を考えたら、やっぱり持ち歩くべきか悩みます💦
自動販売機で飲み物を買うメリット/デメリット
自動販売機の良いところは、何といっても冷たい飲み物が飲めるということ!ポスティング中にゴクゴク飲むスポーツドリンクは、本当に生き返りますよね!
さらに、水筒を持ち歩く手間も省けるので重い荷物を持たなくて済みます。
デメリットは、飲みたい時に必ずしも自動販売機がそこにあるとは限らないこと。これは、熱中症対策としては心配なところがあって、自販機が見つからずに水分補給が遅れて手遅れになる危険性もあります。
あとは、お金がかかってしまうことですね…
歩数でスタンプを貯めて、自販機で飲み物が買えるCoke Onというアプリがあります。Coke Onが使える自販機がどこにあるか、スマホで探すこともできるのでいざというとき頼りになりますよ!
ネッククーラーなど直接身体を冷やす小道具も有効
炎天下の下でポスティングをしていると、常に熱を身体が持ち続けます。そのため、冷感タオルやネッククーラーなど直接身体を冷やす小道具も有効です。最近では安価でネット通販でも売っていますので、ぜひ導入してみてください!
異変を感じたら、迷わず休憩する
頭痛やめまい、倦怠感などが現れたら迷わず直射日光の当たらない場所に避難し、水分をとるなど対策をして休憩しましょう。ポスティング中は独りのことがほとんどですので、自分の体調を自分で把握し、判断しなければいけません。「もうちょっと頑張ろう」「止まったら動き出すのがしんどくなる」という気持ちはよくわかります。しかし、異変を感じたらもう熱中症になっている可能性が高いので、その感覚に敏感になる必要があります。
日本救急医学会(熱中症に関する委員会)では、熱中症の症状を次の3段階に分けています。
軽症でも、こうした症状が現れたらいったん休憩するようにしましょう!
まとめ
ポスティングをはじめ、外で働く人を悩ませる夏の暑さ…万全に対策して、疲れを残さず快適にお仕事しましょう!
そのためには、
- 事前準備としての服装…肌の露出を少なく、直射日光を避け、帽子と速乾性のある涼しい服装でポスティングする。
- ポスティング中は、基準を決めてこまめに水分補給…少なくとも30分に一回は200ccの水分をとりましょう。
今日もご安全に!暑い夏を乗り切りましょうね!
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