ポスティングに興味があるけど、実際どれくらい稼げるんだろうと思っていませんか?
時給制ならわかりやすいですが、歩合制の場合どういったシステムかわからないこともありますよね。
この記事では、歩合制のポスティングの給料について紹介しています。
給料システムは会社にとって様々です。私たちがこれまで経験してきた8社のポスティング会社のシステムをベースにお話しします!
ポスティングで稼ぐ給料のイメージをわかりやすく解説!
歩合制は配布実績で報酬金額が変わる
歩合制のシステムは、時給ではなく「1枚〇〇円」という単価で報酬が決まっています。
私たちが経験してきたチラシ1枚の相場は、2.2円~5円と差があり、ポスティング会社や配布方法によって異なります。
ネットで調査したところ、1枚6円というところもあるみたいですね!うらやましい!
例えば、1枚が4円のチラシを1日に1000枚ポスティングした場合、4000円になります。
同じ1枚のチラシをポストに投函するにも、一軒家に配るのとマンションに配るのとでは早さが異なります。
私が住んでいる地域では、1時間あたり少なくとも250枚は配布できます。時給換算したら、1000円以上、1000枚を4時間で完配する計算になります。
自分の配布能力を把握すると「今日は3時間配布すると750枚配れるから~3750円ゲット!」と収入を計算できますね!
配布方法やチラシの種類で単価が変わる
それでは、どんなポスティングの単価が高いのかというと①配布方法に細かい指定がある②単配ではなく併配、といった場合などです。
配布方法に細かい指定がある
最もシンプルは配布方法は、エリア内にある建物のポストすべてにチラシを投函していく方法です。ローラー配布、全戸配布などと呼ばれています。
この場合、一軒家もあればマンションもあるので配布効率は良い反面、単価は低い傾向があります。
一方、投函する物件があらかじめ指定されていたり、「ファミリー物件のみ」「単身者物件のみ」「一軒家のみ」など指定がある場合は単価が高くなる傾向がります。
現在私たちがやっているポスティングは、「指定物件配布」で、あらかじめ配布する物件が決まっています。
例えば、「毎月家賃(〇〇円)程度の支払いで家を建てることができる」といった内容のチラシであれば、家賃〇〇円くらいの賃貸アパートやマンションを選んで配布していきます。ポスティング会社から物件指定される場合もあります。けっこう対象が絞られるので、1枚5円です。
単配ではなく併配
単配とは、ひとつのポストに対して1枚のチラシを投函していくことを指します。
一方、併配とは複数の種類のチラシを同時に配布する方法です。
併配の場合、例えば次のような給料体系になります。
2枚組の例
{メインチラシ(1枚4円)+併配チラシA(1枚1円)}×1000部=5000円
3枚組の例
{メインチラシ(1枚4円)+併配チラシA(1枚1円)+併配チラシB(1枚1円)}×1000部=6000円
このように、ベースとなるメインチラシの単価+併配チラシ1枚毎に1円程度上乗せされていくイメージです。
給料体系の実例
私たちが実際に経験してきたポスティングの給料体系を紹介します。会社によってさまざまなので、ポスティング会社を選ぶ際にもどのパターンに当てはまるのか見てみてください!
ポスティング会社A(歩合制)
チラシ1部4円。この会社は、ローラー配布で単配でも併配でも変わらず一部4円でした。そのかわり、あらかじめ複数のチラシを配りやすいように1部にまとめてくれたり、バイクをかしてくれたり、ガソリン代は会社が払ってくれていました。
塗装会社の自社チラシ(時給制)
その日の朝に出社して、タイムカードを押してチラシを受け取り、エリアへ出発。移動時間も時給が発生して、配布終了した時点で電話して終了報告。エリアから直帰することができました。
地域情報誌の配布(歩合制)
地域情報誌を制作している会社でのポスティングで、情報誌にチラシを併配する形でした。
{情報誌(一部3円)+併配1枚につき1円}×配布枚数
インターネットサービスのチラシ(歩合制)
チラシ1枚4円。物件指定で、シンプルに、「4円×配った枚数」のパターン。
住宅販売の自社チラシ(歩合制)
チラシ1枚5円。物件指定で、賃貸で家賃5万円以上のファミリー物件をターゲットに配っていくタイプです。どこでも配っていいわけではないので、難しめですが私たちのやってきたポスティングでは、このポスティングが一番単価が高いです。
チラシの反響があれば、成果報酬がプラスされるシステムで、
5円×配布枚数+反響数×1000円
私のエリアでは、2~3か月に1度くらいのペースで反響が来ています。
結局、どのタイプがいいの?
ポスティングに何を求めるかによる
いろいろポスティング会社を渡り歩いてきて、ポスティングと一言で言っても会社によって給料体系は様々なんだなということがわかります。
一概に、どのタイプがいいとか単純に単価が高ければいいということではなくて、配布エリアの特徴や自分のライフスタイルに合っているかということが大切です。
私たちは、時給換算して最低賃金くらいになればいいかなというくらいに考えていて、あとは自由が利くなど自分たちの時間・ライフスタイルを大切にできることを何より重視しています。
時給換算するためには、自分の配布能力を知ること
私たちは、単純に時給換算したら、現在は最低でも1250円はいっています。
ちなみに、時給換算をするには「このエリアでこの配布方法だったら1時間にどれくらいの枚数を配布できるか」という自分の配布能力を把握していないといけません。
そういう意味で、初めてポスティングする人はあまりお金のことは考えずに、とりあえず3か月くらい実際にやってみることをお勧めします。
例えば、1枚の単価6円だとしても、1時間に100枚しか配ることができないエリアなら時給600円です。
一方、1枚4円のチラシでも1時間に300枚配れたら1200円です。
単純に単価が高ければ良いということではなくて、エリアや自分との相性が大切です。
まとめ
ポスティングの給料制度には時給制、日給制などの一般的な体系とは違って歩合制をとっているところもあります。
歩合制の給料は「1枚〇〇円×配った枚数」で決まります。
1枚あたりの相場は、2円~6円と様々。その違いは、配布方法や会社の考え方によって変わっています。
単純に単価が高ければ良いということではなく、自分の配布能力(1時間に何枚配れるか)を把握することが重要です。
ポスティングの経験があれば、だいたいの配布能力はわかるので、ポスティング会社を選ぶときに「この会社だったら、これくらい稼ぐことができるな」と計算できます。
自分の求めている収入やライフスタイルに合ったポスティングをぜひ探してみてください!
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