こんにちは!ユキミとタキビのポスティングブログにようこそ☃🔥
最近、SNSでこんなコメントをいただきました。
チラシを受け取る側はポスティングって印象悪いですよねぇ。
私もたまにやって、家主と鉢合わせすると嫌そうな顔をされるので、ドキドキしています。
https://twitter.com/ogata_yuki_b/status/1416042811233771522?s=20
「あ、自分も同じだ」とか、「ポスティングって嫌がられるイメージ」と思っている方いませんか?
- 人の家にチラシを入れることになんとなく罪悪感を覚える
- チラシを入れているところを人に見られるのが恥ずかしい
実は、こうした感覚にはある誤解や先入観があります。
- 家主さんが、あなたをどう見ているのか?
- 相手が嫌がっているのは何なのか?
相手の目線で考えてみることで、解決のヒントを得ることができます。
この記事を読むことで、相手に嫌な思いをさせず、自分も気持ちよくポスティングするための具体的な考え方、どういった行動をとればいいかがわかりますよ。
相手の立場に立って、何が問題か考えてみる
私たち「ポスティングをする側」は、チラシを投函するためにポストを探して他人のお家におじゃまします。
「自分はポスティングをしている」ということは、自分にとっては当たり前のこと。しかし、ここに先入観・落とし穴があります。
実は「自分はポスティングをしている」ということは周りから見たらそれほど明らかなことではなくて、ぱっと見「この人は何をしているんだろう?」と思われることが多いのです。ここに自分目線と相手目線のギャップがあります!
自分目線と相手目線のギャップに気づく
具体的に見ていくと、私たち「ポスティングする側」は、
- 【自分はポスティングをしている】
- 【家主と鉢合わせして嫌な顔をされた】
- 【ポスティングが嫌がられているんだ】
と認識します。
しかし、「ポスティングされる側」から見ると、
- 【知らない人が家に来た】
- 【何しているんだろう?(不信感)】
- 【(チラシを投函する姿を見て)ポスティングしに来たのか】
- 【(不信感の延長で)ポスティングって嫌だな】
と認識する場合があります。
ここで、「ポスティングされる側」が不快に思っているのは何なのかということを考えてみてください。
この、相手の立場に立ったときに見えてくる自分の先入観と客観とのズレの発見は、問題の具体的な解決方法につながります。
「ポスティングされる側」が不快に思っているのは何なのか
実は、【知らない人が家に来た】→【何しているんだろう?】という段階ですでに相手に「不信感」を抱かせてしまっていることがあるのです。
そして、それをぬぐうことができないままでいると、結果的に嫌な気持ちを抱かれたまま別れることになります。
つまり、嫌がられているのはポスティングそのものではなくて、もともとはあなたの「配布態度」かもしれません。
誰しも、自分の生活圏に勝手に足を踏み入れられるのは良い気持ちがしません。もっと言えば知らない人が自分の敷地に入ってくることは「怖い」のです。
一度そうした印象を持たれてしまうと、当然、次行った時も「またあいつか」と思われてしまいますよね。
つまり、嫌がられているのはポスティングそのものというよりも、もともとは「自分の生活圏、敷地に知らない人が入ってくることへの不安」である場合があるということです。
ユキミとタキビの体験談
具体的な解決方法の解説に入る前に、私がこのことに気づいた体験談を紹介したいと思います。
管理人さんとの対話から発見したこと
とあるマンションへポスティングに行った時のこと。
私は必ず管理人さんのいる物件には、チラシを投函する前に挨拶するようにしています。
何度か行っていると、仲良くなることもありますので、ひとことふたこと挨拶ついでに雑談することも。ある日、管理人さんからこんなことを言われました。
あなたみたいに挨拶にきてくれると安心するわ。無言で入ってきていきなりチラシを配っていく人もいて、こっちも怖いじゃない。この前、夜に、サングラスをかけてきた人がいて…やめてほしいわぁ。そういう人が来ると、怖いからチラシ投函させないでくれって住人の方からも苦情が来るのよ。
この経験から、相手から見るとポスティングされるって「不安」で「怖い」こともあるんだ!ということに気づくことができました。
そして同時に、きちんと挨拶する、自分が何者かを知らせることによって「安心」させることができるのです。
大事なことは、「怖い」「いやだな」と思わせているのはチラシの投函そのものではなく、「配っている人」「配っている人の態度」である場合があるということです。
意識して行動や態度を変えてみると…相手も笑顔になる
このことに気づいてから、私はポスティング中に人と出会ったとき、より意識してこちらから笑顔で挨拶してみることにしました。
すると、初めは顔を合わせた時はけげんな顔をしていた人も、大半の方が笑顔で挨拶を返してくれるようになりました。
また、「チラシを配布させていただいています」と一声かけると「わかりましたー」「あ、どうぞ入れといてください」とか、「あらー暑いのにごくろうさま」と声をかけてくださる方もいらっしゃいます。
こうした経験から、きちんと挨拶、声掛けすることによって相手の不信感を払しょくすることができるんだということがわかりました。
ポスティングを嫌がられないためにとるべき態度と行動
一応言っておくと、チラシそのものを嫌がる方も一定数いらっしゃいます。ポスティングする側は、そのことも念頭に置いておかないといけませんが、「チラシそのものを嫌がっているのか」「チラシそのものではなく、チラシを配っている『人』や『態度』を嫌がっているのか」という見極めは重要です。
前者であれば、ちょっと対応のしようがありません。しかし、後者であればこちら側の態度と行動を変えることで、前述の管理人さんのようにお互い気持ちよく投函させていただくことも可能になるかもしれません。
それでは、具体的に、住人の方に不安を与えないためにポスティングする人がとるべき態度と行動を紹介していきます。
管理人さんや住民の方にはこちらから声かけして不信感解消!
最初は勇気がいりますが、人をみかけたら「こんにちは」、「失礼します」、「チラシを投函してもよろしいですか?」という声かけをこちらからしてみましょう。
実は、こちらがもじもじ、コソコソしていると相手が抱く不審者感が強くなってしまいます。
結果的に、住民の方から注意を受けたり、投函しないでくれといわれてしまう可能性が高くなってしまうのです。
笑顔で挨拶をしてお互いに気持ちよく
声掛けをする中でも、相手にどう見られているか、不審者と思われていないかを意識して行動しましょう。
具体的に、人に不信感を与えないようにするためには、自然な挨拶と笑顔を忘れないことが一番です。
具体例でも紹介しましたが、中には挨拶を返してくれたり声掛けしてくれたりしてくれる方もいらっしゃいます。
こうすることで、相手にも不安を与えず、自分も気持ちよく働くことができると思います。
コミュニケーションをとることで「ポスティングは皆から嫌がられている」というのは、自分の先入観だということもわかりますよ。
清潔感のある身なり、姿勢にも気を付けて
そうした観点から、服装や身につけているものも、人に対して不快感を与えていないかチェックしましょう。動きやすい服装でも、だらしなく見えるものは避け、清潔感がある服装にしましょう。
笑顔で挨拶をしていても、ぱっと見た感じの印象で不快に思われてしまっては残念です。
また、長時間ポスティングをしていると気持ちも身体も疲れてくるものですが、背筋を伸ばして正しい姿勢を心がけてください。
これだけで印象は全く違いますし、正しい姿勢で歩いてこそ健康促進の効果やポジティブな気持ちが湧いてくるという自分にとってのプラスの作用があります。
逆に、背中を丸めて配っていると、身体のゆがみにつながりますし、ネガティブな気持ち、雰囲気になってしまいがち。
意識して背筋を伸ばし、元気よく配布するイメージではつらつとポスティングしましょう!
ポスティングの「意味」を考えて
とはいえ、気持ちがついてこない…という人は、もしかしたらポスティングという仕事に誇りを持てていない心理的な要因があるかも。
自分から見たらポスティングは、「生計をたてるため」「収入を得るため」にやっていることなので、その視点からだけでは仕事の客観的な意味が見えにくいのです。また、もしかして他の仕事と比較して、ポスティングは「誰でもできる仕事」とか「価値の低い仕事」だと思ったりしていませんか?
しかし、どんな仕事にも必ず社会的に必要とされている社会的必要労働という側面があります。また、人はお互いに労働を通じて支えあって生きているのです。
例えば、広告主の立場に立ったときのポスティングの意味に関していえば、これはマーケティングのひとつと言えます。
どんなに良いサービスや商品があったとしても、宣伝をしなければお客様に知ってもらうこともできないため、情報を届ける努力が必要。
自分から情報を探して企業の提供するサービスにたどり着く人も中にはいますが、そんな方はごくごく一部です。そうした人のみを相手に商売をしていたら、企業は一瞬で淘汰されてしまいます。
したがって、「潜在的顧客を掘り起こす」という地道な取り組みが必要なのです。このひとつの形がポスティングです。
他の形で考えてみましょう。例えば、テレビCMを見ている人の中で、それを見て即座にその商品を買おうと行動する人がどれだけいるでしょうか?-ほとんどいませんよね?
しかし、いざ自分が家を買うとか、車を買うというタイミングが来た時に、その人の選択肢の中にぱっと浮かぶのは、日ごろCMで観ていて認知している商品です。
まず、人が購買行動に出るときに、自社商品が第一候補に上るかが企業にとって勝負なのです。定期的にポスティングをすることで、サービスや商品が認知されていることが重要です。
サービスや商品の販売に貢献することは、その企業で働く人の生活を支えることにもなりますし、顧客にとっても情報や選択肢を提供することになります。
家や車など大きな買い物であれば、一生を左右する大きな買い物です。顧客に対してひとつでも多い選択肢を提供し、後悔なく吟味できるようにすることはとても大切なことです。
ポスティングの社会的意義について、ほんの一例を示しました。
ここでは書ききれませんが、チラシを配りたい人がどのように考えているのか、そして受け取った先の人の人生にどうつながっていくのかを考えると、ポスティングの意味が見えてきます。
企業と顧客をつなぐとても大切な仕事を私たちはしているのです。そうした意味からも、堂々と、誇りをもってポスティングしましょう!
断られた場合は、素直に従う
最後に注意点として、私たちがどれだけ気をつけていても、マンションの管理人さんや住んでいる方から配布することを禁止されたり、注意を受けたりすることもあります。
中には、チラシ自体をよく思っていない方も一定数いらっしゃいます。
チラシの投函を禁止され、注意を受けた場合は、謝罪をしてチラシを回収するなどその方の指示に従いましょう。
こうしたときも、やましいことをしているわけではないので、逃げ出したりおどおどしたりする必要はりません。
例えば、「何を配っているんですか?」と聞かれたら、「こういうチラシを配っています」とチラシの内容を確認していただきましょう。
その方は、ポスティングを嫌がっているのではなく、単に何を配っているのか知りたいだけかもしれません。また、「住宅のチラシはいらないけど、車のチラシなら受け取ります」という場合もあるので、相手が何を求めているかを把握して失礼のない対応をすることが大切です。
「中身に関わらず、チラシなら何でも配らないで」という方もいらっしゃいますので、その方に従うことを大原則に対応しましょう。
まとめ
ポスティングが全ての人から嫌がられているというのは、先入観であり間違いです。
実際に、ポスティングされていたチラシを見て家を買ったり、車を買ったりする人もいるのです。そもそも、そうした反響がなければ企業もチラシを配布する理由がありません。
中には内容に関わらず「チラシが嫌」という方もいますので、禁止されたら従いましょう。
しかし、大半の人は
- 管理人さんや住民の方にはこちらから声かけする
- 挨拶と笑顔を忘れない
- 清潔感のある身なりを心がけ、姿勢にも気を付ける
- ポスティングの意味を理解して仕事に誇りを持つ
といったことをポスティングする側が心がけることで、問題なく配布させていただくことができます。
イメージしにくいな、という人のために…おすすめドラマ紹介
「おっさんずラブ」というドラマの主人公がポスティングをしている様子を記事にしました。彼の姿からは、チラシ配布する際の良い姿勢と周りへの影響を学ぶことができます。
きっと「こういうことか!」とヒントを得ることができると思います。「おっさんずラブ」観てみてください!
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