「雨の日はどうやってチラシを配ったらいいの?」
ポスティングをやりはじめると、誰もがぶつかる壁です。SNSやブロブを通じて、こうした質問をいただくこともあります。
移動時、配布時にはチラシをビニールなどで濡れないようしっかりとカバーします。配布時には傘をさしてチラシをできるだけ濡れないよう、気を付けて投函します。こうした対策で雨の日でもポスティングすることができますが、なかなか難しくて配布効率がグンと下がるので、雨の日のポスティングは「配布員泣かせ」ですよね。
そんな中でも気持ちよくポスティングできるよう、この記事では、雨天時のコツ・対策を紹介しますので、活用していただければ幸いです!
雨の日ポスティング:チラシ持ち運び対策
ポスティングの移動・配布中にチラシを絶対に濡らさないようにカバー
とにかくチラシを濡らさずに持ち運び、投函する対策が必要です。
歩いてポスティングをするなら傘を差す【少雨の場合】
突発的な雨や、小雨の場合、ポスティングにはあまり問題になりません。歩いて、少量のチラシをポスティングする場合は傘を差すことで十分雨対策できます。ただ、雨の降り方や風の強さによってはより対策を講じる必要があります。
大きめのカッパを着て雨からチラシを守る【機動性〇】
傘を差しながらのポスティングは手がふさがってしまうので非常に作業効率が落ちます。したがって、移動中は基本的にカッパで防水。ポストに投函するときの必要に応じて傘を差して雨からチラシを守るという方法をとることもあります。
その際、リュックやカバンを身につけたうえで、その上からカッパを着ます。この場合、補充用のチラシはリュックに入れ背負い、当面配布するものは肩掛けカバンに入れて取り出しやすくします。蒸れると不快ですので、通気性の良いレインコートをお勧めします。
ポスティングするチラシをビニール袋に入れて保護
配布時はリュックサックや肩掛けカバン等にポスティングするチラシを入れて持ち運びます。雨風が強いと、リュックやカバン自体が濡れてきて、中に入っているチラシに浸透する場合があります。それを防ぐために、水分を通さないビニール袋にチラシを入れて、リュック、カバンの中に収納するようにします。チラシ全体をビニール袋で包んでしまえば、しっかりと保護できるので安心して持ち運びできます。
防水のリュックカバーも有効
さらに、リュック、カバンが濡れるのを防ぐためリュックカバーも有効です。登山用のザックには防水カバーがついていることがあります。身体への負担を減らすこともできるので、ポスティング×登山用リュックの相性は抜群。雨の日ポスティングにも有効です。
タオルを常備してポスティングする時手を拭く
タオルは常備しましょう。移動時にチラシを雨から守ることができても、いざポスティングする時に手が濡れていてはチラシを濡らしてしまいます。雨が激しい時には、チラシを取って投函する前に手を拭くことできれいに投函することができます。
足元対策-レインシューズ
雨の日の足元対策も重要です。ポスティングをしていると、だんだん靴が濡れてきてぐちゃぐちゃになってしまいます。身体が冷えてしまったり、足の皮がふやけて靴擦れになるなどトラブルのもとにもなりますので、長靴、レインシューズ、トレッキングシューズなどを用意しておくことをお勧めします。濡れた道ではスリップする危険性もあるので、スポーツタイプのトレッキングシューズが有効です。
おすすめのレインシューズをレビューしていますので、そちらもご覧ください!
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雨の日ポスティング:投函時の対策
チラシがポストからはみ出すと雨に打たれる
当然ですが、ポストの投函口からチラシがはみ出た状態だと、チラシが雨に濡れてしまいます。確実にポストの中に入れましょう。ポスティングしたとしても、チラシが外にはみ出て雨に濡れている状態では印象最悪です!
ポスト自体が雨に濡れていないか注意しながらポスティング
ポストの投函口が濡れていた場合、投函する時にチラシが触れてしまうとチラシが濡れてしまいます。絶対に触れないように投函するか、タオルで雨をふき取って投函するなど対策します。いつも以上に慎重にポスティングしましょう!
ポストの中は大丈夫か?
ポストの中が濡れてしまっている場合があります。雨に打たれていなくても、結露でビショビショになっているポストも…。すでに投函されている郵便物が濡れていたり、雨が吹き込みそうな場所にポストがあったりする場合もあります。
ポスティングすることはできますが、反響を考えたら×。そうしたポストには投函しないという判断も必要。
ポスティングにはこまめな天気予報チェックも欠かせない
週間天気予報をこまめにチェックしておきましょう。ポスティング会社に所属している場合、会社の判断や方針で雨の日に配布するかどうか決まるでしょう。一方、ご自身の裁量で配布する場合、自分の担当するチラシの配布計画と照らし合わせて、柔軟に対応できるようスケジュール管理も雨の日対策のひとつとして求められます。
雨の日は思い切っておポスティングを休みにしてリフレッシュ!というのもよいですよね。ただし、余裕をもった配布計画でないとできません。
まとめ
ポスティングの雨の日対策をまとめました。これらの対策を講じることで、ある程度雨の日でもチラシを濡らさずに配布することができます。
雨の日ポスティングには、一枚のチラシを投函するにも晴れの日と比べて多くの対策と工程が必要。配布効率がぐんと落ちてしまいますが、「雨の日でもこれくらいは配れる」技術を持っておくと全く仕事ができないということはないので安心です。
ポスティングをしている以上、雨対策はさけられないもの。雨対策の道具を日ごろから備えておき、天気情報もこまめにチェックしながら余裕をもった配布計画を立てて対策しましょう!
雨の日はポスティングすべきかどうか、きちんとした判断を
日程に余裕があり、配布日をずらすことができる場合は雨の日配布は自粛するというのもひとつの判断です。どうしても配布効率が落ちますし、雨風の度合いによって100%チラシを濡らさないという保証はできません。
そして、なによりチラシは紙媒体ですので、お預かりしたチラシが濡れてしまって、反響が落ちてしまっては元も子もありません。 台風や土砂降りなど、そもそも配布不可能な場合もありますので、依頼主と相談して配布するか中止するか、配布期間を延期するなどの対処が必要です。お預かりした広告物をきれいな状態で配りきることを第一に、日ごろから双方のコミュニケーションをとって、円滑に状況判断できる信頼関係をつくっておきましょう!
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